Inspire note

じぶん創りの備忘録。

とある「Shizuoka2035」シナリオ例 <住>

reo-lab.hatenablog.com

 

 

前回から、約半年ぶりの更新。

結局続かなかった自分がいたことを振り返りつつ

ブログを活かしたいという気持ちもありつつのハザマで

うすーいキモチの慣らし運転w

 

この半年の間にも、現実では情報集めの為にフラフラしてはいました。

県都構想に市議会に県議会に裁判に政治資金パーティーに…

色々あったなぁ…(遠い目で端折る)

 

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さて、これだけだと何なので

以前に取り組んだ成果をひとつ。

 

前回の【マクロファクター】がわかっている方と

「Shizuoka2035」の見通しについて話し合ったことがあります。

 

話をまとめる為に、”シナリオプランニング”というやり方を使い

ざっくりとしたビジョンができあがりました。

 

それがこちら。

f:id:reo-lab:20151212003738j:plain

 

テーマは 『快適な暮らし空間の実現』。

 

縦軸×横軸に、それぞれ重要なトレンドや影響度の高い事柄を添え

掛け合わせることで見えてきた、2035年のシナリオ(=ビジョン)が

以下の4つ。

 

✔ 最高のしぞーか

   オリジナリティ×地元LOVE×しぞーか人気。一番よさげな状態。

✔ リトルトーキョー

   都会への憧れはそのままに、「やっぱ、しぞーかだらー」でUターン増加。

✔ 廃墟マニアの聖地

   しぞーか人は、変わらない。大きな社会の流れは、止まらない。

✔ 諸行無常

   忙しくしないと暮らしていけないのに、どんどん忙しくなくなっていく不思議。

 

(なんとなく…わかるでしょーか? 笑)

 

この10年、どのように時代が流れていくかによって

どのシナリオに”近くなっていくか”が決まっていきます。

 

じわじわと、じわじわと

10年後がやってきます。

 

大きな局面ほどスピーディーに変わらないこの現実では

日々、未来の兆候をキャッチして「適応」して生きてゆく事が求められます。

(適応できないと、自然と未来から排除されちゃいます…w)

 

時々、新トレンドを元に「未来ビジョンの再更新」をしつつ

時々、足元を整えるために「最適な自分の再更新」をしつつ

よりよい未来を選び、よりマズい未来を避けられるように

心がけていきたいなぁ、と思います。

『日本て、この先どーなってくの?』 日本にいるだけで影響を受ける”マクロファクター”ざっくりまとめ。

前回の記事で
ジブン達は先人の【後始末を押し付けられる】世代だ
と定義した。

事実、決定的にそうなっちゃってる訳だけど
ゆっくり時間を止めて考えられるわけじゃない。

毎秒容赦なく地球は回り続けて、人々は勝手に動いていて
否応なしに、世界の変化には巻き込まれてしまう中で
これからの「日本」はどうなっていくのか?という
”アテ”をつけておくのは、何より大事なことだ。

より効果的な考えと動きをしていくために、今のシグナルをキャッチして
『日本に住んでるだけで影響を受けてくことって、なんなんだろう?』
ってのを、ざっくり1枚にまとめてみることにした。

f:id:reo-lab:20150619001836p:plain(*本来は4項目の「PEST分析」という手法をイジって、6項目にしたもの)

「我々、一般民衆の10年後」を見据えて
影響を与えるであろう項目を並べてみた。

それぞれの説明は、以下の通り。

①Social…社会・消費者トレンド。人口増減、生活様式、サブカル、流行、教育、犯罪etc
②Environment…地球環境トレンド。気候や環境の変動etc
③Politics…政治トレンド。法律 規制 税制 補助金の改定、国内外政府の動向、貿易etc
④Technology…技術革新トレンド。IT系、特許、テーマと関係のある代替技術の動向etc
⑤Economic…経済指標トレンド。GDP、物価、為替、金利、株価、個人消費、貯蓄率etc
⑥Nuclear…311以降の放射能汚染に関する影響箇所


既に、議論が活発になってリアルに目に見えてることもある。
わかりやすいのは「人口オーナス」、つまり少子高齢化とか
ドローン、AIとジョブレスリカバリーとリンクする所なんかも見え始めてる。

www.huffingtonpost.jp



「ってか、人口オーナスやらジョブレスリカバリーやら、なんぞや?」
って感じじゃないかと思うんで
次回から各項目を説明していって、わかりやすくしていこうと思う。

 

29歳が考える、ジブン世代の役割。

先月、29歳になった。

30歳も手前となると、ジブンの「世代として役割」なんかを考えてしまい
巷で言われてる定義に当てはめてみる。

 


「団塊の世代」「ゆとり世代」…○○世代の特徴まとめ

世代別特徴

 

 

1986年生まれをここから抜き出してみると
【無気力世代】や【さとり世代】にあたるのだろう。

 

けど、これは「今」の状態の定義であって

もっと先の「未来から見た今」を定義したとしたら

まったく別モノではなかろうか。

なぜか。

 

今の日本をおおざっぱに眺めてみるだけでも

様々な「未解消のまま日常に溶け込んでいる問題」が山程放置されている


形骸化したシステムや価値観の押しつけ

旧態依然とした組織の腐敗っぷりや

無思考な効率主義が生み出した

空気や水や土壌の汚染、年金問題に、フクイチの収束作業に…挙げたらキリがない。


先人たちは皆、これら未解決の問題を置いたまま老いていき
順に、輪廻の輪に戻ってゆく。

自分たちは間違いなく、これらの”ツケ”をまるまる被ることになる。

 

つまり、ジブンは

【後始末を押し付けられる世代】として存在しているのだ。

強制的に【後始末をすること】が役割になるのだ。

 

だから、早いうちに手をつけなければならない。

先人たちの価値観に付き合っていたり、抑圧されたままでは

今より後始末するリストが増え続けるだけだ。

 

だけども、表面上の平和な環境を享受していると

そんなこと考えなくてもイイから、マトモに考えてない。

その母数のほうが多い現在では、思考停止集団に後ろ髪引っぱられながらも

危機感を原動力に、後始末をつけるべく変わっていくしかない。

 

テクノロジーの進化と共に、価値観の変化は目まぐるしく進む。

今や、地球の裏側ともデバイス一つで、電波で繋がれる時代。

そういう意味でも、視野を拡げて価値観を変えていく姿こそが

時代と役割に「適応」している姿なのだろう。

 

モノによっては何十年どころではなく、何百年、何万年かかるかわからない後始末は

ジブンらの世代だけでは到底片付けられない。

だからこそ、次の世代にも強制的に続く後始末を解決しやすくするために

【地ならし】をする必要がある。

 

しぞーかの現状と未来像を軸に、綴っていこう。